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  何気なく気付いたこと 面白かったこと 体験談などを気ままに書いていきます。

一人の女性と一本の桜
 昨日、何気なくテレビをつけました。

テレビの番組は「一人の女性と一本の桜」でした。

三國連太郎の解説が心に深く響いて、ついつい見入ってしまいました。

  平家の武将が植えた樹齢800年の左近桜の樹。
 
  この樹と共に、先祖の言い伝えを守る為に、
  たった一人里山に残った89歳の女性。
   
  この集落には、かつて多くの人が住んでいました。
  しかし今、女性は里山から離れるのを拒んでたった一人で住んでいます。
  
  「最後の砦を守って下さい。」と、
  里山を降りて暮らしている息子は母を思いやるように言った。

  「桜と共に守ります。」と、ニッコリと答える89歳の母。

  今年も桜と共に冬を乗り越えて春を迎えた母の姿がありました。

  その母の姿を息子は眩しそうに見つめていました。

  そして、息子は左近桜を見せようと、母を満開の桜の元へと連れ出しました。

  母は、「今年の桜は一番だね。」と言いました。

  息子は。「来年もまた桜を見みに来られるといいね。」と言いました。

  母は、何も答えずにうっすらと眼に涙を浮かべていました。

  息子もまた、静かに涙をぬぐうのでした。

  母親と息子が並んで座る後姿。

  そして二人の目の前には
  精一杯美しく咲き誇る左近桜の大木がそびえていました。


二人をいとおしく懐に抱きとめるような左近桜の姿が印象的でした。


今、私にもちょうどこの女性と同じ位の歳を重ねた父母がいます。

父母との人生が、この番組を通して走馬灯のように蘇えってきました。

感慨深い気持ちになりました。



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