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  何気なく気付いたこと 面白かったこと 体験談などを気ままに書いていきます。

記憶
緑の滴るような

新緑の眩しい風景が広がっていますね。

小鳥たちも活気を増して

木々の間を渡り飛んでいます。

元気です。



鳥さん達とは対照的に

我が家の愛猫プル君は19歳になり

足腰が弱って

ゆっくりゆっくり生活をしています。

人間で言えばもう100歳位になっているかもしれません。

とても愛しいです。



そして、私には90を過ぎた父が居ます。



昨日は介護施設に入っている父とドライブをしました。


若かりし頃とはうって変わって痩せて弱々しくなった父を

介護士さんがヒョイと車の助手席に座らせてくださいました。



父が助手席に座って間もなく

車の車窓から風景が流れていきます。



父が過去に通った道、

過去に来たゴルフ場、

過去に来たお蕎麦屋さん

次々と風景は流れていきます。



幼子のように無邪気な表情で過去を思い出している父

父の瞳に時の流れが映っていました。



時は優しくゆっくりと

今の父を包み込んでいました。



過去に歩いた芝生の感覚

過去に持ったゴルフバッグの感覚

過去の感覚が今の父を包み込んでいました。



父が感じ、父が見ている風景は

私が感じ、私が見ている風景とは全く違うものでも

今の父を感じ今の父と居ることが出来ました。



太く逞しく威厳のあった父は

今、小さく細く

でも、無邪気な可愛らしさと共にあって

90数年の父の人生が今ここに一つにまとまっていました。


それと共に、私の人生も今ここに一つにまとまっていました。

過去は過ぎ去って、今ここで思い出し今ここにまとまっている。


父と私の過去という足跡が

ただ見えるだけ

良いも悪いもなく

ただの足跡でしかない。


今ここの足元だけが現実


だから


ただ


今という


あるがままの


この現在を


受け入れていこう


そう思いました。



今の父を

今のプル君を

今の自分を

ただ受け入れていく

そして

そのままでいいと

それでOKだと

感じていく。
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